決断に迷いはありませんでした。
Uターンして店に入り、現在は魚や肉、惣菜のコーナーを担当しています。

お客との距離が近い店だからこそ、直接声を聞きながら、日々試行錯誤。
健也さんの仕入れのこだわりは、『ここでしか買えない、ちょっと珍しいモノ』です。

「“イチゴ牛乳アイス”は、僕が関東にいたときに食べていて、ここらへんでは置いていないので。“特別感のあるもの”を入れるようにしています」

10月11日。健也さんは母校の川口小学校を訪れました。
中越地震について学ぶ特別授業で、初めて講師として招かれたのです。

山森健也さん
「部屋のほうもぐちゃぐちゃで、窓のガラスが割れたり、棚が倒れたり、そういう状態でした。ここは、おうちの下の車を入れる車庫なんですけど、そこにブルーシートを張って、ここで生活をしていました」