備蓄にまつわる“もう一つの課題”とは…

【弥彦村 防災まちづくり課 小林健仁課長】
「市町村によって違いますが、年々住民から情報を聞いて少しづつ備蓄する種類や数も増えているので、保管スペースが課題となっています」

村民分に加え、今後新たに「観光客分の備蓄も…」となると、その予算や保管スペースによっては、目標の数を確保できない備蓄品もあるということです。

弥彦村に限らず、新潟県内には各地にさまざまな観光地がありますので、被災した観光客の受け入れは県内全体で考える必要がありそうです。

また、備蓄品を保管する場所の確保が厳しいという点は、県内各市町村へのアンケート調査でもうかがえました。こうしたことから備蓄品について新潟県や各自治体では、家族構成や年代に合わせた自分なりの備蓄品の備えも進めるように、住民や旅行者に対して呼びかけています。