新潟県庁の敷地内にあり、これまで大規模な選定作業が行われてこなかった『県庁の森』。その活用方法が議論されています。

大学教授ら有識者が集まり28日、県庁で開催されたプロジェクトチーム会議。議論されたのは県庁周辺の敷地の活用方法です。

県庁の敷地内には広大な芝生スペースや『県庁の森』と呼ばれる木々が植えられた憩いの場があり、活用方法が模索されてきました。

県が会議で示した素案ではマルシェやヨガなどのイベント用に敷地を一般開放することや、

県庁ができてから40年間大きく手を入れてこなかった『県庁の森』の樹木を剪定し、ベンチや新たな通路を整備することなどが上げられました。

素案をみた有識者からは…
【PwCアドバイザリー合同会社 小林直樹さん】「大きな今回の事業に対するコンセプトがあると非常に今後進めやすくなる」

【新潟工科大 倉知 徹 教授】「ドイツ・ミュンヘンの市庁舎前のマリエン広場、からくり時計があって、見に来る人も結構いると思うので、県内産業で作ったものがあってそれを見に行く、イベントスペースに行くと見られる形になると、結構面白いかなと」

県は今後、県民の意見を聴いた上で年内に方針を決定するということです。