「無駄に買わない・無駄に捨てない」で必要なところへ必要な薬を…

この日は、津軽圏域の薬局5つの担当者に在庫の確認と購入の仕方を紹介しました。
講習会の様子…
弘前市薬剤師薬局 津軽 取締役薬剤師 加藤傑さん
「(購入の問い合わせは)システムにログインしなくても登録しているメールアドレスに通知がくるので、通知が来たら見にいけばいいという感覚だと、もっと活発になっていく…」

現在、弘前薬剤師会でシステムを活用しているのは約150の薬局のうち30ほどとみられ、これから普及が進むほどに効果が得られることになります。
参加した薬剤師は
「うちも30万円くらい毎年廃棄があるのでかなり効果があると思います」
「今の時代本当に薬足りないので、薬を無駄にしないで他の薬局にも提供できればいい方向につながる」

在庫の共有は、薬局の経営に効果があるだけではなく、利用客にとっても必要な薬を身近な店舗で手に入れやすくなることにつながります。
弘前市薬剤師薬局 津軽 取締役薬剤師 加藤傑さん
「(薬を)無駄にしないことを続けると本当にほしい薬がちゃんと手に入る、回るような状況になると信じていて、無駄に買わない、無駄に捨てないことが絶対大事なことなので、そこに少しでも貢献できれば」

医薬品ロスは、日々、多くの人が利用する薬局全体の課題でその解消に取り組むことは大きな意義と効果があります。