11月“過去最強クラス”の寒気到来!?ただ、根雪はまだ先に…?青森県内の今後の天気は…?

24日~26日の青森県内の天気はどうなるのでしょう…?以下、気象予報士・吉田篤さんの解説です。
寒冷前線に伴う雨雲がかかり始めている青森県内。24日になりますと、上空に強い寒気が入りまして次第に冬型の気圧配置が強まってくる見込みです。しかし、まだ気温は高いですから降ってるものは雨という状況。24日にかけ雨は一旦止んで再び朝から天気が崩れる青森県内は、まだ気温は高く再び雨になるという状況です。
24日のお昼頃にかけては標高の高い山の方から気温が下がりますから、雨から雪へと変わってくるという状況。平地の方では24日の午前中はまだ雨です。ただ横殴りの雨です。その後、今季一番の寒気が入ってきまして平地の方でも気温が下がっていき、そして風を伴って吹雪くところが出てきます。夜は気温が下がって、平地でも雪の積もるところが出てきそうです。この一連の寒波は少なくとも24~26日の金土日の期間、青森県に影響しそうです。気温の急降下、吹雪・大雪に警戒です。

しっかりとした「雪道」という状況になりそうですから、車の運転にも注意ですし、降っていない場所でも氷点下の冷え込みで路面凍結などの恐れもありますので、スリップ事故、足元などご注意ください。

さらに詳しく。24日の予想天気図を見ますと。前線が抜けまして上空には今季一番の寒気が流れ込んでくる。25日(土)あたりが寒気のピークで、どうやら、11月としては“過去最強クラス”の寒気ということになりそう。それが流れ込んでくるということですから午前中はまだ雨でも午後になってきますと、だんだん雪に変わって吹雪いてくるという状況になっています。
気温の下がる夜は冬のような寒さになってきますので降ってる雪がどんどん積もってくるというところも出てきそうです。車の運転など、くれぐれもご注意ください。

週間予報ですが25日(土)がしっかり雪マークがついてます。気温の方も1℃ですから真冬並みですね。本当に冬です。26日(日)にようやく落ち着くような状況になっています。土曜日は北日本は強い冬型が続きます。今季一番の寒気も入ってくるということで、1日中雪が降って、吹雪いてる。さらに積雪が大きく増えるところも出てきそうです。気温も場所によっては真冬日というところも出てくるかもしれません。震える寒さになりそうです。
そして26日(日)になりますと、冬型が解消しますので雪もだんだん止んでくるんですが、次に天気を崩す低気圧が近づいてきまして、夜になりますと湿り雪や雨が再び降ってくるという状況になっています。ということで24~26日の金土日は、冬のような寒さの天気となります。ただ週明け27日(月)以降は再び気温が上がって暖気が優勢に。雪が解けます。まだ根雪は先です。
次の週の後半になってきますと、再び寒波がやってきまして、大雪・吹雪に注意が必要です。