フィリピンで開催されている陸上のアジアマスターズ選手権は大会2日目の9日、M90(90歳から94歳)100メートルが行われ、このクラスに唯一出場した青森市出身の田中博男さん(92)が19秒23で優勝した。

92歳で現役アスリートの田中さんは世界記録を8つ保持していてM90クラスでの100メートルの自己記録は2年前の90歳で記録した16秒69(世界記録)。

大会前の取材に「みなさんと仲良く楽しくがんばっていきたい」と話していたが、レジェンドアスリートがまずは1冠を獲得した。田中さんは10日に400メートル、11日に200メートルに出場を予定しています。