下北の貴重な地形や地質を備えた自然公園=下北ジオパークの魅力発信に向けて、全国で初めて海上自衛隊と地元団体が協定を結びました。

9日は海上自衛隊大湊地方総監の泉博之海将と下北ジオパーク推進協議会の会長を務める青森県むつ市の山本知也市長がそれぞれ協定書に署名しました。協定ではジオパークを構成する見どころ=ジオサイトを訪れる人にガイドが海上自衛隊の紹介をするほか推進協議会が出前講座を行って、隊員のジオパークへの理解を深めることなどが盛り込まれています。

※海上自衛隊大湊地方総監 泉博之海将 
「ジオパークというのに関われる基地は大湊しかないので、こういったことを説明して興味を持ってもらえたらと思う」

※下北ジオパーク推進協議会 山本知也会長
「海上自衛隊は全国各地に異動があるので全国各地で下北ジオパークのことを発信してもらっているのでそのことで全国から下北に来てもらえる」

国内には現在46のジオパークがありますが海上自衛隊との協定締結は下北ジオパークが初めてです。