青森県八戸市の文化観光交流施設に設置されている獅子舞をかたどった「からくり時計」の大規模なメンテナンスが6日から始まりました。
今にも飛び出してきそうな獅子頭は、2011年に八戸市の「ポータルミュージアムはっち」に設置された「からくり獅子舞仕掛時計」です。木を使ったからくり作家・高橋みのるさんが手がけた作品で、1時間ごとに歯を打ち鳴らして時間を知らせます。
6日から始まったメンテナンスでは故障を未然に防ぐため、からくり部分を動かすモーターや電子部品を新しくします。部品の交換は7年ぶりで、高橋さん自ら獅子舞の歯のなり方などを確認しながら作業に当たっていました。
※高橋みのるさん
「多くの皆さまに見ていただいていますけども、引き続き長い期間故障せずに獅子舞の音とか動きとか楽しんでもらえるようにね、そのために工事をさせてもらうんですけど、うまく終わることを私も願っております」
「からくり獅子舞仕掛時計」のメンテナンスは3日間ほどの予定で、早ければ9日から獅子頭の歯打ちの音がホールに響きます。