青森県南地方で古くから愛されてきた南部せんべい。八戸市の夫婦が3月からキッチンカーで販売したところ、たちまち、行列ができる人気店となっています。その秘密は、賞味期限はなんと、焼き立て30秒という看板商品です。

「南部名川せんべいたまや」、2023年3月からキッチンカーで青森県南地方の郷土の味、南部せんべいを製造・販売しています。

営業しているのは八戸市の玉川隆さん、聡子さん夫妻です。
一番人気は、店に足を伸ばさなければ味わえない逸品です。

※玉川聡子さん「はい、恋です。30秒が賞味期限です。」
※高山基彦キャスター「30秒!?頂きます。熱々です。ん~耳はもちもち、中はかりっとしていておいしいです」

熱々をほおばる高山キャスター

南部せんべいは古くからおやつやお茶請けとして愛されてきました。近年は、土産品として高い人気を誇るとともに、新商品も次々と開発されチョコレートをかけた商品が大ヒットしています。

お土産品としても需要が高い「南部せんべい」
「チョコQ助」は大人気で入荷するとすぐ売れ切れるという。

こうしたなか、玉川さんが店の看板商品にすることにしたのは昔ながらのせんべい、それも「焼きたて」です。

※聡子さん「食感、歯触りが軽くて耳がもちもちっとしているのが故郷のせんべいの味だった。それに近いものをと」