高校野球はこの時期、これまでであれば春の青森県大会に向けて、県内6つの地区で試合が行われていましたが、今年は状況が異なります。今年から春・秋の地区予選を取りやめ、全チームが参加する「全県大会」に移行します。3年生にとってはたった2試合で引退、というケースも。変わる高校野球、背景と現状を取材しました。
※青森県高野連 工藤清彦会長
「選手・指導者・審判・高校野球の魅力を作り上げていくことが必要。選手ファーストの視点に立ち、野球の未来づくりにご協力くださいますようよろしくお願いします」

21日に行われた青森県高校野球連盟の定例理事会。工藤清彦会長は「選手ファースト」を強調し出席者に理解を求めました。加盟する学校の減少で、地区ごとのチーム数が最少で4、最多は11と開きが大きいほか、大会運営の負担などを背景に今シーズン、青森県内の高校野球は大きな転換点を迎えます。

※レポート 浅水友輝記者
「例年であればこの時期春の地区大会が行われる六戸メイプルですが今年は少し様子が違うようです」