パリオリンピックまで3月14日で500日。男子陸上長距離の新エースとして出場の期待がかかる青森県八戸市出身の田澤廉(たざわ・れん)選手。
卒業を迎える駒澤大学では学生3大駅伝制覇や世界選手権出場など実績を残した田澤選手に大学生活とオリンピックへの思いを聞きました。

※駒澤大学 田澤廉選手
「1万メートルだったら27分台、駅伝では箱根を走りたいと思って入った。今振り返るとできすぎた大学生活だったと思います」
まもなく卒業を迎える大学生活をこう振り返った田澤廉選手。エースとして駒澤大学を大学駅伝3冠に導き、個人でも2022年の世界選手権に出場しました。母校を訪問すると後輩たちからの祝福、そして質問攻めにあうなど、今や押しも押されもしない陸上界のホープです。それでも栄冠をつかんだ大学生活で心残りもありました。
※駒澤大学 田澤廉選手
「挑戦権を得たけどただ参加しただけで終わったのは非常に悔しかった。ふがいないとも思った」
世界の舞台で味わった悔しさ。これをバネにこの春、実業団の強豪トヨタ自動車に入社する田澤選手に今後の目標を書いてもらうと…
※駒澤大学 田澤廉選手
「世界で戦って結果を残すことが自分の目標。日本人初の26分台を出してしっかりオリンピックに出たい」

「憧れ」から「目指さないといけない場所」へ。田澤選手はパリへと続く道を走り続けます。















