雪が舞う中、参加者が作っているのは北極圏の人々が雪で作る家「イグルー」です。この週末には青森市でイグルーの製作を競う世界大会が行われました。

青森市のスキー場で参加者がつくっていのは「イグルー」です。かまくらのような見た目ですが、これはカナダ北部で生活するイヌイットなどがブロック状に押し固めた雪を積んで作る雪の家です。青森大学観光文化研究センターが開催したおとといの大会には親子連れなど7チームが参加しました。参加者はスコップやのこぎりを使って雪のブロックを切り出してドーム型に積み上げていきます。機械をつかってはいけないこと以外に制限はなく、なかにはこんなチームも…。

※レポート 楠原彩加記者
「こちらのチームは木の箱を使って作っています」

大会では技術や独創性が争われ、3時間半の制限時間内に各チームが工夫を凝らしたイグルーを作り上げました。

※参加した小学生は
「(雪を)切るのが初めてやって楽しかったです」

※青森大学観光文化研究センター佐々木豊志センター長
「青森県民の方々雪は邪魔ものだと思ってる。そこを少し意識を変えてもらいたいな、雪ってこんなにおもしろいんだというところを体感してもらいたい」

優勝した職場の同僚チームがつくった参加チーム最大のイグルーを含む7基は青森市のモヤヒルズで見ることができます。