青森県八戸市の「みちのく記念病院」で起きた殺人事件を隠ぺいしたとして、起訴された医師の男が、保証金1000万円で保釈を認められていたことが分かりました。

保釈を認められた医師・石山哲 被告(61)

保釈を認められたのは、医師の石山哲 被告(61)です。

石山被告は2023年3月、八戸市の「みちのく記念病院」で入院中の男が同じ病室の患者を殺害した事件で、兄であり元院長の隆 被告と共謀し、死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を作成。事件を隠ぺいしようとした犯人隠避の罪に問われています。

青森テレビの取材では、石山被告は3月に2回保釈請求を行っていましたが、却下されていました。

青森地裁によりますと、その後、石山被告は11月14日付で請求をした結果、17日付で保証金1000万円で保釈が認められたということです。

この事件を巡っては、青森地裁は11月20日、兄の隆 被告に懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しています。