青森県内で、インフルエンザの流行が拡大しています。
今シーズン初めての警報が「上北」と「東青」に、注意報がその他のすべての地域に発表されています。

県のまとめによりますと、11月16日までの1週間に県内の指定医療機関から報告があったインフルエンザの患者は県全体で1638人で、前の週から988人増えました。

患者の増加は6週連続で、1医療機関あたりの患者数は県全体で31.5人となり、今シーズン初めて30人を超えました。

地域別で最も多いのは、上北の46.22人、次いで東青の40.45人で、この2つの地域に今シーズン初めての警報が発表されました。

その他のすべての地域には、注意報が発表されています。

県は、全ての地域で患者が増えていることから、マスクの着用など基本的な感染対策のほか、重症化を防ぐためのワクチン接種を呼びかけています。