今シーズン初の「大雪警報」発表から一夜明け、大雪は峠を越えましたが、路面状態が悪化しているため、引き続き交通障害に注意が必要です。
大型の乗用車が斜面を上りきれず、ハザードランプをつけてゆっくりと後ろにさがっています。
史上最も早く積雪が1mに達した酸ヶ湯周辺です。
18日午後8時までの24時間に降った雪の量は86cm。11月観測史上最大の大雪で、酸ヶ湯の温泉旅館はすっかり雪景色です。
一方、里に下ると次の大雪に備えた準備が進められています。
中澤美寿妃 記者
「午前9時半すぎの青森市です。こちらには、きのう降り積もった雪がまだ残っていますが、その隣では本格的な冬に向けて雪囲いの作業が急ピッチで進められています」
大雪の峠は越えたものの、本格的な降雪シーズンを迎えたばかりで、雪に慣れた県民も車の運転や道路の通行に慎重になっていました。
青森市民は
「きのうはいきなり(雪が)降ってびっくりした。まだ安心はできない」
「ついにまた来たのかと。白い悪魔が来たような感じがする。毎年のことだが、がんばっていきたい」
気象台によりますと、明日20日以降は気温の高い日が続く見込みで、雪解けで路面状態が悪化しているため、引き続き交通障害や落雪などに注意が必要です。












