青森県むつ市の飲食店で、「ビール」などを10杯ほど飲んだあとで車を運転して自損事故を起こしたとして、海上自衛隊大湊地区隊の自衛官が停職4か月の処分を受けました。

停職4か月の処分を受けたのは、海上自衛隊大湊地区隊の「護衛艦ちくま」に所属する3等海曹(24)です。

大湊地区隊によりますと、自衛官は2024年11月、むつ市内にある複数の飲食店で日をまたいで6時間半に渡って同僚と「ビール」や「焼酎の水割り」を10杯ほど飲みました。そして、その2時間後、市内の下宿に帰宅しようと車を運転していたところ、途中で側溝に脱輪する自損事故を起こしたということです。

警察の呼気検査では、酒気帯び運転となる基準値を下回ったものの、アルコールが検出されていました。

部隊の聞き取りに対して自衛官は「感覚的に酔いもさめ、自分の下宿先まで近かったため、大丈夫だろうと思った」と話しているということです。