青森県では、3人に1人が65歳以上の高齢者です。
高齢化の進展とともに「認知症」と診断される人が増えているなかで、郵便局員が認知症の人を手助けするサポーターとなるための講座を受講しました。
青森西郵便局は、認知症について正しい知識を身に着け、日頃の業務に生かしてもらおうと、郵便局員を対象にした認知症サポーターの養成講座を開きました。
認知症サポーターは特別な技能は必要とせず、認知症を正しく理解して困っている人がいた場合にできる範囲で手助けすることが役割の1つです。
受講者は、ATM操作中にいきなり後ろから声をかけずに見守ることや、本人のペースに合わせて対応することなど認知症の人に寄り添うために必要なことを学びました。
参加した郵便局員は
「後ろから声をかけるのがあまりよくないということで、できるだけ視界に入って声をかけられたらなと」
「高齢者のお客さまは、基本大きな声で話しかけて、耳が遠い方が多いので(大きな声で)対応していたが、認知症のお客さまには、より気を使って対応しようと思った」
受講を終えて認知症サポーターとなった27人は、今後の業務で認知症の人のサポートを積極的に行うことになります。












