青森市の「みちのく・ふるさと貢献基金」は、10の企業・団体が行う教育や福祉などの事業にあわせて約540万円を助成しました。
2007年に設立された「みちのく・ふるさと貢献基金」は、教育・福祉・環境分野で事業を行う企業や団体に助成金を贈っていて、2025年は10の企業・団体が対象となります。
10日は贈呈式が行われ、それぞれの代表に認定証書が渡されました。
このうち、青森市の創業45年の駄菓子店「でんや」は、子どもたちが孤立しないようなコミュニティスペースを作る事業費として約80万円が贈られました。
駄菓子屋「でんや」 横山椎乃さん
「低価格でやっていて利益が出づらいので、こういった助成があることで、次の活動につながる。大変ありがたく思っている」
みちのく・ふるさと貢献基金 藤澤貴之 理事長
「(助成を)青森だけにとどまらず、いろんな地域に広がるような活動につなげてくれたらうれしい」
貢献基金の事業支援は、今回の分も含めて196の企業や団体に総額約9900万円を助成しています。