青森県内に住む女子高校生に性的暴行を加えたとして起訴された、県警の警部補の男が懲戒免職処分となりました。
関係者によりますと、懲戒処分となったのは、県警察本部機動隊の警部補・佐々木淳 被告(53)です。
佐々木被告は、2024年11月に元住職の水野良章 被告(46)と共謀して県内に住む当時高校生だった18歳未満の女性に、性的暴行を加えたとして不同意性交等の罪に問われています。
県警察本部は厳正な調査の結果、11日付で佐々木被告を懲戒免職処分にしたと明らかにしました。
中村誠 警務部長は「県民の信頼を著しく損なうもので法の執行者たる警察官としてあってはならない行為」とコメントしています。
佐々木被告は8月に開かれた初公判で、女性との性行為については認めたものの「同意があると認識していた」と無罪を主張しています。