青森県内で2026年開催される「国民スポーツ大会」を前に、むつ市の駅で刃物を持って暴れる不審者を想定した対応訓練が行われました。
JR大湊駅で16日に行われた訓練は、ホーム上で刃物を持った不審者が暴れているという想定で、駅員や警察など26人が参加しました。
訓練では駅員が乗客を安全な場所へ避難させ、駆けつけた警察官が不審者を取り押さえました。その後、駅構内に爆発物とみられるものが置かれているという想定も行い、防護服を着た県警の機動隊員が回収作業をしました。
JR東日本 青森営業統括センター 工藤一成さん
「大湊駅のように、小規模な駅で限られた人数のなかで、警察と連携を取って事案に対応するということが大きなポイントだった」
JRは引き続き、警察などとの連携や対応力の強化を図りたいとしています。