JAが新米の「はれわたり」の品質を確かめる初めての検査が青森県三戸町で行われ、全量が最高ランクの『一等米』に格付けされました。

JAは、三戸町の貝森・豊川地区で2025年に収穫された新米の「はれわたり」約2万6000kgの検査を行いました。

検査に当たった人たちは、整った粒の量や高温、害虫被害を受けた粒がどのくらいあるかを見たうえで、全量を『一等米』に格付けしました。

「整粒でいけば8割近くあるのではないか。大変いい品物でございました」

三戸町ではこの夏、最高気温37.2℃を観測し、「猛暑日」も7回記録していてコメの高温被害が懸念されていましたが、2025年の新米は2024年を上回る品質だということです。

JA八戸 米穀畜産課 北山秀一 課長
「思ったより高温被害が少ないなというのがよかった。コメの質とすれば去年よりもいいと思います。世間はコメで騒いでいますが、今年もおいしいコメがとれましたので、買って食べていただきたい」

JA八戸では2025年、「はれわたり」948トンの出荷を見込んでいて、県内の店頭に順次並ぶ予定です。