24日朝、青森県弘前市の住宅近くの路上で70代の男性がクマに襲われ、左肩などにけがをして病院で手当てを受けています。男性はネコのえさやりに外に出た際に襲われたと見られています。

24日午前4時ごろ、弘前市大和沢の住宅付近の路上で70代の男性がクマに襲われました。男性は、左肩と左手首をけがをして病院で手当てを受けています。

※倉島彩能記者
「男性はこの小屋にいたネコにえさをやろうとして被害に遭ったと見られています。小屋のガラスは割れていてネコの姿は見当たりません」

自宅隣の小屋で飼っていた3匹のネコはいなくなっていました。

※男性の妻は
「あーって(叫び声が)。網戸越しに『父さん!』『どうした!』って。
そうしたら(男性は)「ひっかかれた」と。とにかく心配だ」

現場はJAつがる弘前千年第一冷蔵庫から北西におよそ500メートルの地点で、この地区では先月も農作業中の女性がクマに襲われる被害がありました。

青森県ではことし、クマの出没件数が1160件となっていて過去最多だった2023年をすでに上回っています。