帝国データバンクによりますと、内装工事を手がける八戸市の(有)ファニシング工房(資本金500万円)が2月13日までに事業を停止し、自己破産の準備に入りました。

帝国データバンク八戸支店によりますと、(有)ファニシング工房は1956年創業の老舗内装工事業者で、地元八戸市を中心に大手牛丼チェーンなどの飲食店や大手ショッピングセンターのテナント物件で実績を上げ、ピーク時の97年2月期には2億円を超える売上高を計上。

しかし、近年は大手得意先の経営破綻により不良債権が発生していたほか、コロナ禍の飲食業界の業績不振などから業容が縮小するなど厳しい営業環境が続いていました。

コロナ収束後も業績は回復せず、24年2月期の年売上高約1000万円に対し、当期純損失は564万円で、24年12月には建設業許可も失効していたということです。

25年2月期の年売上高は約2500万円に対し、当期純利益約300万円と若干の好転をみせたものの、資金繰り改善の見通しは立たず、事業継続を断念しました。

負債総額は2025年2月期末時点で約3700万円にのぼるということです。