青森県八戸市の夏の伝統野菜として知られ、程よい苦みが特徴の「糠塚きゅうり」の収穫が最盛期を迎えています。
八戸市糠塚地区で江戸時代からつくられてきた夏の伝統野菜「糠塚きゅうり」。
金濵麻由美さんは畑に約100株を植えていて、7月上旬から収穫が始まり、いまがその最盛期です。
病気に弱く、収穫量が少ないことから、栽培は難しいものの、2025年も立派に成長しました。
大きいもので長さ25cm、直径8cmほどあり、通常のきゅうりより太くしっかりとした歯ごたえと程よい苦みが特徴です。
糠塚きゅうり生産者 金濵麻由美さん
「自分が食べたいのもあるし、昔の朝市からの根強いファンとか親戚の人に喜んでもらえるのが楽しくて作っています。この暑い夏、糠塚きゅうりを食べて、ちょっとでも涼しく。旬のものを食べて、免疫力をアップしてもらいたい」
金濵さんは収穫を8月中旬まで続ける予定で、自慢の伝統野菜は糠塚地区にある無人販売所で購入できます。