4年前、娘にわいせつな行為をしたとして、母親と知り合いの青森県五所川原市の男が起訴された事件の追起訴分の審理がはじまり、2人は起訴された内容を認めました。
起訴された当時38歳だった母親は、出会い系アプリで知り合った五所川原市の金谷宝 被告(28)と共に2021年8月、県内のホテルで学校に通う前の娘に対しわいせつな行為をした罪に問われています。
青森地裁弘前支部では、2人に対する追起訴分の審理がはじまり、罪状認否で2人は起訴された内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で「金谷 被告は口座からおろした現金12万円を娘の母親に渡した上で、母親と共に全裸の娘をカメラで撮影した」と指摘しました。
この後、被告人質問が行われ、母親は「娘が嫌がっているとは思わなかった。受け取った金は生活費や、たばこを買うための借金の返済に充てた」と話しました。
29日は、次の裁判を9月3日に開いて論告弁論を行い、9月19日に2人に対する判決言い渡しが行われることが決まりました。