相撲の神様・大ノ里萬助 朝の2時や3時に起きて四股を踏む

大ノ里萬助ー。町出身の力士で5尺4寸24貫、160cm、90キロ台の小兵ながら大正から昭和初期にかけて活躍し大関の地位を24場所守った。

「相撲にひたむきで下の者に指導力があり人にも好かれた。朝の2時や3時に起きてしこを踏んで若手を待っていた」

相撲史研究家の今靖行氏は今に伝わる大ノ里伝を例に挙げ大ノ里が「相撲の神様」と呼ばれるようになった由縁を話す。