愛される理由~差別化と独自ルート

玉井社長が案内してくれたのは精肉コーナーです。

玉井社長
「こちらは、ブランド豚の『つがる豚』です。冷凍では、道の駅などに置いていますが、生は、たぶんスーパー玉井だけだと思います」(※2022年取材当時)

『つがる豚』は、つがる市木造の木村牧場のブランド豚。柔らかくジューシーで、リピーターも多い美味しいお肉です。通常は、産直やレストランなどで提供されていて、このようにスーパーで扱っているのは珍しいことなんです。

なぜ、このようなことが可能なのでしょうか?

玉井社長
「『つがる豚』の社長が鶴田町出身で、子どもの頃から覚えていまして、ぜひお願いしようと思って仕入れをさせてもらっています。普通の国産豚だと、どこでも売っているので価格が競争してしまいまして、なので他で置いていない『つがる豚』を使わせていただいています」

同店では、他の店が扱っていない商品を積極的に取り入れ差別化を図り、さらに、昔からの知り合いなどつながりを生かした独自ルートを生かして、安さを追求しているのです。

個性が光るラインナップは、鮮魚コーナーからも伺えます。