青森労働局は11月25日、新型コロナ対策の雇用調整助成金を巡り、青森県八戸市の宿泊業者が約2600万円を不正受給していたと発表しました。県のコロナ禍の雇用調整助成金では、過去最高の不正額です。
労働局によりますと、八戸グランドホテルを運営する「株式会社 Suvaica」は、2021年5月~22年7月にあわせて15回、私事都合の休暇の取得でも会社都合で休業したとする書類を提出するなどして、総額2615万円を不正受給したとされています。
労働局は随時、助成金の決定が適正かを調査していて、そのなかで今回の件が判明したということです。
青森テレビの取材に対して、Suvaicaは「申請の際に間違いがあった」としたうえで、「すみやかに返還をして信頼回復に努めたい」とコメントしています。












