気象庁が23日(火)に発表した「週間天気予報解説資料」などによりますと、クリスマス明けの今週26日(金)~週末27⽇(土)にかけては、⽇本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北⽇本~⻄⽇本にかけては荒れた天気となることが予想されています。

また、東⽇本の⽇本海側を中⼼には⼤しけとなる所もある見込みで、冬型の気圧配置の強まりの程度などによっては「警報級の⼤雪」となる恐れもあるとしています。

(株)吉田産業海洋気象事業部が発表する「週間寒気予想」より、850hPa(上空1500m付近)の寒気の動きを見てみても、平地で雪が降る目安の1つとなっているー6℃の寒気が、26日~27日まで、日本の広い範囲を覆っている様子がみてとれます。この寒気は、29日(月)、30日(火)頃になってようやく東北や北海道から離れる見込みです。

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また、23日更新の最新の「大雪・雨・風の予想シミュレーション」をみてみると、26日は夜になるにつれて真っ白な雪の範囲が西日本~北日本の日本海側を中心に広がります。東北や北陸、中国地方には、一時的にピンク色で「大雪」となる地域もあると予想されています。

北海道・東北・北陸では、28日(日)も雪の降るところがある見込みであるため、最新の気象情報に留意して下さい。

※気象情報及び予想シミュレーションは日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。

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