青森県内の2024年の漁獲数量は11万7000トンあまりで、統計が残る1958年以降で2番目に少なくなりました。
県のまとめによりますと、2024年の漁獲数量は11万7701トンで、過去最少だった前の年より1000トンほど増えましたが、過去2番目に少なくなりました。
特に、水揚げが落ち込んだのは夏の猛暑で大量に死んだホタテガイで、前の年の半分程度にあたる3万1326トンとなり平成から最も少なくなりました。
一方で、海峡サーモンをはじめ、海面養殖のニジマスは2408トンで、前年比で1.8倍ほどになりました。
県は「ホタテ養殖業の安定化を図るとともに、儲かる養殖業の転換を図る」などとしています。