青森県八戸市のガス会社が、送配電会社が提供する自動検針サービスの利用契約を結びました。検針員不足の解消や作業の効率化が期待されています。
締結式では、「八戸ガス」の木下哲造社長と、「東北電力ネットワーク」の森善則八戸電力センター所長が契約書に署名しました。

締結したのは、東北電力ネットワークの自動検針サービスを八戸ガスが利用する契約で、これにより遠隔での検針が可能となり、検針員不足の解消のほか、人件費の削減など作業の効率化が期待できます。

八戸市内で都市ガスを契約している約1万8000戸で自動検針が可能となり、利用者の負担額は変わらないということです。
八戸ガス 木下哲造 社長
「検針員を募集してもなかなか応募がない、社員が検針することが増えて業務に負担だったので、改善できるのが大きなメリット」
東北電力ネットワーク 森善則 八戸電力センター所長
「将来的な担い手不足というものを見ている。事業者様の業務の効率化につながってほしい」

東北地方で都市ガス使用量の自動検針は初めてで、2025年2月分から開始するということです。