住宅街にある老舗で味わう一杯 チャーシューの上に“えび天”が鎮座

続いてやってきたのは、青森市松原です。
新井宇輝アナウンサー
「住宅などが立ち並ぶエリアでご紹介するのが【原食堂】です」

青森市にある【原食堂】は、創業60年。老若男女にファンが多い老舗の大衆食堂です。やさしいだしの香りに包まれた店で腕を振るうのは、2代目店主の葛原竜治さん。

2代目店主 葛原竜治さん
「創業当時からだしに使っている食材はほとんど変わっていないです。メニューは、多少増えたものもありますね」

たくさんあるメニューの中でも人気なのは、ラーメンに天ぷらがのった【天婦羅中華】(870円)だそうです。

新井宇輝アナウンサー
「なぜ、天ぷらをトッピングしようと思ったのですか?」
2代目店主 葛原竜治さん
「父親の代から食堂メニューでしたので、多分、思いつきでちょっと変わったものをやりたかったのではと思っています」
天婦羅中華に使うのは、エビ!下処理を終えたエビを衣にくぐらせ、揚げていきます。

2代目店主 葛原竜治さん
「エビ自体は立派なものではないので、厚めに衣を集めまして、大きく見せるのが天婦羅中華のポイントです」

ラーメンに使うスープは、先代の頃から変わらない味。煮干しや昆布、豚ガラ、鶏ガラから『だし』をとり、4時間かけて炊いていきます。スープがよく絡む中太のストレート麺にチャーシュー、メンマ、ネギをトッピングすると、このままでもおいしいラーメンの出来上がり。

そこにのせるのがエビの天ぷら!【#メイン料理ラーメン】といえる天婦羅中華の完成です。エビの天ぷらが入ることで、高さもボリュームもある一杯です。

新井宇輝アナウンサー
「まず天ぷらからいただきます。大きいです。
サックサクで、エビはぷりっとした食感。甘みもあります。スープは落ち着く味ですね。煮干しと昆布のだしが利いていて、すごく旨みがあります。衣と一緒にスープを飲んでみると、衣がスープを吸うとトロっとするので、食感に違いがあって楽しい一杯ですね」


原食堂の天婦羅中華は、だし香る醤油ラーメンにえび天がのった贅沢な一杯です。
青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「#わっちタグ」2024年11月21日(木)放送回より
※掲載しているのは取材当時の情報ですので、変更となっている場合があります。
~店舗情報~
「海峡ラーメン」
【住所】青森市新城福田273-5
【営業時間】10:00~18:30(月曜のみ14:30まで)
【定休日】水曜日
「原食堂」
【住所】青森県青森市松原1-14-6
【営業時間】11:00~16:00(祝日は15:00まで)
【定休日】日曜日