おでんの「主役」が高値傾向 店では価格設定に工夫

農林水産省の価格調査では、おでんの主役「ダイコン」は調査が始まった10月7日の週から平年よりも高い価格が続き、最新の調査では平年の145%の価格で推移しています。
店では、弁当などを2割値上げすることによって、一部の野菜は市場価格に比べ2割ほど抑え、手に取りやすくなるよう工夫しています。

いとく板柳店 大森陽平 店長
「トータルでお買い物をしていただいたときに、安いイメージにならないかなという考えを持ちながら、価格設定をしています」

この影響を大きく受けるのが専門店です。八戸市の「れんさ街」で2008年から店を構える「おでん屋 柳堂」の店主・柳沢康弘さんは、繁忙期を迎えるなかで材料の値上がりに頭を悩ませています。