青森県八戸港で水揚げされた船凍キンメダイの加工品の新たなブランドが立ち上がり、4日から2つの商品の販売が始まりました。

八戸市の水産加工会社マルヌシが立ち上げた新たなブランドはその名も「八戸キンメ!」。八戸港では、北西太平洋で漁獲し船上で急速に冷凍した船凍(せんとう)キンメダイを全国で唯一水揚げしています。このブランドは八戸港で水揚げされた450グラム以上の船凍キンメダイを使って加工品を展開します。



4日は「煮つけ」と「一夜干し」の発売にあたり、市内の多目的施設「ユートリー」で試食が行われました。

※煮つけを試食した人
「すごくふわふわで骨もすぐとろけてしまうくらいおいしかった」
※煮つけを試食した人
「箸を入れる瞬間からやわらかくて、ごはんが進むようなおいしさ。(試食の量で)1杯いけます」

ブランドを立ち上げたマルヌシは商品を通じて船凍(せんとう)キンメダイの認知度を高めたいとしています。

八戸キンメ!の煮つけ



※マルヌシ 地主裕太 社長
「地元の方や県外の方にあまり知られていないので、隠れた地域資源を活かして独自のブランド「八戸キンメ!」を立ち上げようと思った。素材そのもののおいしさを味わってほしい」

八戸キンメ!の煮付け(1480円)と一夜干し(1280円)は、八戸市の多目的施設ユートリーと物産販売施設かぶーにゃで、5日から販売されています。