「クローンで増えていくタイプのタンポポ」大学教授も協力

自宅の敷地内で栽培してきましたが、近年は数を減らして姿を消す恐れがありました。このため、清美さんが2024年5月にワークショップを開催。北畠家ではない場所、板柳町の「多目的ホールあぷる」に初めて苗を植えました。

シロバナタンポポは春と秋の2回花を咲かせるとされていて、花壇に植えた苗の一部はこの秋、見事に咲き誇りました。協力したのは弘前大学教育学部の勝川健三教授です。

弘前大学教育学部 勝川健三 教授
「クローンで増えていくタイプのタンポポ。そのため、種から芽がでるのがもともと難しい植物。100粒から2つ芽が出たらいいかなという発芽率」