“令和の米騒動”から約2か月 コメ不足は解消のようでも『価格』は…

倉島彩能 記者
「スーパーには他の県でとれたコメも並んでいますが、このうち青森の『まっしぐら』は、取引価格が一気に上がりました」
店先から米袋がなくなった“令和の米騒動”と呼ばれる現象から約2か月。青森県板柳町のスーパー「いとく板柳店」にも、各県でとれた多くの新米が並び、騒動が起きた時のようなコメ不足は解消されたようです。

ただ、気になるのは「価格」です。
店を訪れた人は
「高いと思います。去年から見るとすごい高い」
「去年から見ればコメの代金は倍もらっています。それだけコメが高くなったということ」

店によりますと、店頭価格は2023年に比べて2割程度上がっていると言います。
そして19日、農林水産省はコメの出荷団体と卸売業者が売り買いする際の価格を示す10月の相対取引価格を発表しました。