新生児の人形を使ってお産の介助を学んでいるのは、八戸学院大学の学生たちです。この春、青森県南で初となる助産師養成機関が開設されました。
近年、県内で分娩できる医療機関が減少の一途をたどるなか、学生には大きな期待が寄せられています。

新しい家族の誕生、それは一家にとって大きな喜びです。ただ、県内で新生児と妊産婦をケアする周産期医療は決して潤沢とは言えません。

その1つが、助産師の不足です。2020年度、県内の助産師は336人で人口10万人あたり27.1人、全国平均の30.1人を下回っていました。













