城下町・弘前の秋を彩る「弘前城菊と紅葉まつり」が1日開幕し、日に日に赤や黄の色を増す弘前公園の木々が、訪れた人を楽しませています。

弘前城菊と紅葉まつり初日の1日は、メイン会場の弘前城植物園で開会式が行われ、関係者がリンゴが浮かべられた手水鉢を菊の花で彩るフラワーセレモニーで開幕を祝いました。
今年のまつりのメインシンボルは、弘前城の守り神の1つで北を守護する神獣「玄武」で花景家の阿部喜恵さんなどが手がけました。園内にあるカエデなどおよそ1100本の紅葉は平年並みの進み具合で、いまはカエデとサクラが見頃だということです。

弘前市公園 緑地課 桜守 橋場真紀子さん
「カエデの紅葉は現在中堀沿いの観光舟のあたりがたいへん見頃となっています まつり後半はイチョウの紅葉で楽しんでもらえると思う」

公園には国内外からの観光客が次々と訪れ、おだやかな日差しの中、園内を散策していました。
弘前城菊と紅葉まつりは11月10日まで開かれ、夜間は紅葉のライトアップや「玄武」のプロジェクションマッピングが行われます。