一歩足を踏み入れればそこは昭和レトロ 天然温泉で「ぬぐだまる!!」

雨が降る中でのドライブとなった今回。『みどり温泉』の緑色の看板が目に飛び込んできました。
タマ伸也 さん
「はい、『みどり温泉』ゲット!」
八戸市にあるノスタルジックな温泉『みどり温泉』に到着です。中に入るや否や、タマさんが一言。


タマ伸也 さん
「渋っ!!銭湯の造りですね、これね。どれぐらいやってらっしゃるんすか?」
みどり温泉 大久保由美子 さん
「66年。昔からの常連さんが多くて、皆さん湯上がりでもお話する場になっている。社交場みたいな感じで、しばらくいます」

かつて、風呂が当たり前に自宅にある時代ではなかった昔、銭湯は人々の交流の場でもありました。『みどり温泉』の創業は昭和32年(1957年)。番台があり、その佇まいはまさに“昭和の銭湯”。レトロな雰囲気がたまりません。浴槽のお湯もシャワーも全部が地下から湧き出る天然水という贅沢な温泉です。

みどり温泉 大久保由美子 さん
「水風呂も天然。だから水風呂はぬるいですよ。入ってみてください」
タマ伸也 さん
「なんかそれはそれで贅沢な感じ」

番台に座っている大久保由美子さんは、2代目の番頭。先代は大久保さんの母親が勤めていたのだそうです。夜6時からは大久保さんのお姉さんが番台に座ることもあり、地域に愛される銭湯を姉妹で守っています。
それでは、レッツ~入浴~。
【入浴料】
大人(12歳以上) 480円
中人(6~11歳) 170円
幼児(5歳まで) 80円

タマ伸也 さん
「これぞ銭湯!!ザ・銭湯でしょう。めちゃめちゃ子どもの頃を思い出す感じ」
浴場も昭和の銭湯の雰囲気そのままの“エモい”感じにタマさんのテンションが上がります。浴槽には、鉱石の『ブラックシリカ』が入れられ、お湯の『pH値』を下げて酸性へと近づけ、腰痛・便秘改善、保湿効果があるといわれています。

お湯の温度は約41℃。隣の浴槽はもう少し熱めで約42℃です。
タマ伸也 さん
「ちょっと熱いけど、あずましい(津軽弁=“心地よい”)。何がすごいってさ、このお湯は湧いて出てきているんでしょ?すごいね、天然温泉だからなのか、すぐ体に入ってくるから、もう汗が出てる。ジジイの肌が喜んじゃってる」

【泉質】ナトリウム―塩化物泉
【効能】神経痛、関節痛、筋肉痛 など


温泉で温まったところで、今度は水風呂へ。
水風呂は「100%源泉かけ流し」ということで、冷たいと言うよりは…
浴槽は大人1人分サイズですが、タマさんとごぼうさんは2人で仲良く入りました。

タマ伸也 さん
「あらこれいいわ~。これね、温度は26℃だな。水じゃない、冷たいぬるま湯!!」

タマさん惜しい。温度は約28℃です。もう1回、体を温めるのに大浴場へ。すると今度は…
タマ伸也 さん
「カメラ回るちょっと前に入ったんだけど、『みどり温泉』は、めちゃめちゃぬぐだまる!!体がぽっぽしてる」
※ぬぐだまる=津軽弁で「温まる」の意味

北野ごぼう さん
「汗が止まらないですね」
タマ伸也 さん
「番台にいたお母さんが言ってた!『湯冷めしない』って」

寒い季節は体が芯からあたたまり、熱い季節にはサラッと爽快な汗をかかせてくれる『みどり温泉』でぬくぬくしたあとは、寄り道ドライブ。八戸市で毎週日曜日に開催される“日本最大級の朝市”の会場近くにある地元民に愛されるお店へ。