〈国民スポーツ大会 陸上成年男子100メートル決勝 14日 佐賀〉
陸上男子短距離で今季から青森県所属となった大上直起選手(県競技力向上対策本部)が成年男子100メートル種目では県勢初の優勝を飾った。

準決勝で10秒16の好タイムで決勝に進出した大上選手は男子決勝に登場。日本代表経験のある山本匠真選手や鈴木涼太選手を抑え、10秒22(追い風0・3)で頂点に立った。
県競技力向上対策本部によると、同種目での青森県勢の優勝は初めて。

大上選手は岩手県出身。高校時代に全国大会出場経験はなかった(当時の自己記録11秒05)が、進学した仙台大で飛躍(大学6年時の10秒15をマーク)。今季から26年の青森国スポを見据え、青森県競技力向上対策本部に籍を置いている。