驚きを隠せないコメ農家

つがる市のコメ生産者・工藤康記さん
「予想はしていたが、今までにない金額なので驚いています。今まで1万円台で苦しい時代が長く続いていたので、正直にいうとうれしい。価格の優等生に映っていて、世の中の動向に合わせてコメの値段もあがっていって、私たちもしっかり経営していける体系を作っていきたい」

概算金を巡っては、北海道や秋田県などの主要な産地でも2023年より約2割~4割引き上げられていて、今後、新米が店頭で販売された際に、2023年より価格が上昇する可能性が高くなっています。

JA全農あおもり 成田具洋 県本部長
「一定程度消費者にはコメの適正価格はどこなのかを我々は発信していくし、理解していただきたい」
県産の新米は9月下旬から本格的に流通する見通しで、関係者はコメの価格設定に消費者がどう反応するかに大きな関心を寄せています。