つがるにしきた農協 コメ概算金「目安額通り」 「追加払い」も検討

全農県本部が概算金の目安額を示したことを受け、つがるにしきた農協は9日、臨時理事会を開き、全農本部の目安額通りとすることを決定しました。

つがるにしきた農協は、9日午後2時から臨時の理事会を開きました。

コメの概算金は、全農県本部が決めた基準をもとに、それぞれの農協で農家に支払う額を決定します。会議の中では、理事から燃料費などの価格が高騰していることから、概算金を引き上げる声が多く上がったということですが、最終的には目安額通りにコメの概算金を決定しました。

つがるにしきた農協 山中満春 組合長
「農家にしてみれば満足のいく金額ではないのかなと思いますが、庭先販売がうちらでは考えられないような数値できていますので、農家もその金額を聞いていますので、農協としても出来るだけ頑張ったわけですけども、農家には納得してもらって、これからも頑張ってもらいたい」

つがるにしきた農協では、去年産は60キロあたり1500円の追加払いをしていて、今年産もコメの売れ行きが好調だった場合、追加払いで農家の手助けをしていきたいとしています。