高さ20m 巨大な虫人形に火を放つ「大虫昇天」

まつりのクライマックスでは、高さ20mの巨大な虫人形に火が放たれる「大虫昇天(おおむししょうてん)」。奥津軽の夜空を焦がしました。
五所川原神明宮 齋藤麻毅宮司
「火災により御社殿が焼失し、神様や皆さんには申し訳ないのですが、引き続き祭りをしっかり奉仕出来るように、皆様の力を借りて再建途上です。祭り事は、私たちの幸せな暮しを伝えていく事だと思っている。そのためにも皆の心をひとつにまとめるこのような祭りが大切なんだと思います」

江戸時代にはすでに田植えの終わった時期に行なわれていた風習。五穀豊穣への祈りに加えて2024年は、まつりの中心を担ってきた神明宮の再建、その一歩を踏み出すための思いも込められていました。

