いつ・どこで発生するか分からない「災害」

鰺ヶ沢町総合窓口課 小野一成課長
「災害ごみの中に生ごみが混ざると悪臭もあるし、夏場だと虫も発生することもあるだろうし、町としては管理できてない中に置かれてしまうと災害以外のごみが持ち込まれる可能性がある。いたずらにごみが増える場所になってしまう可能性があるのが1番気になるところ」

仮置き場の設置とともに重要となるのは、災害ごみを出す際に分別して出すことを徹底することです。
分別していないごみを処理するのは膨大な時間がかかり、復旧の遅れにつながります。このため、県では市町村やボランティアの受け入れ団体を対象に災害ごみを出すさいのルールや広報体制などを協議するワークショップを開くことを計画しました。

県環境生活部環境政策課 上村隆之課長
「事前にボランティアに関わるような人たちも含めて災害が発生した時のごみの出し方このようにやっていけばいいんだというところの共通認識をもっていくということは大事だと思います。市町村に対する支援処理体制の充実・強化こういったところにこれまで以上に取り組んでいきたい」

災害はいつ、どこで発生するかわからず、県は、災害ごみへの対応を40市町村が一体となって底上げすることで早期復旧につなげたいとしています。