「闇バイト強盗事件」は、ひとつの節目を迎えました。捜査を大きく前進させたのは、「トクリュウ」ならではの弱点だったといいます。中継です。
合同捜査本部は、捜査で集めた証拠について、「指紋やDNA型の合致など明確なものはなかった。容疑者の供述や全国の警察から事件に関する情報を集約し、1つ1つのピースをパズルのように組み合わせていった」と説明し、捜査が長期化した理由を明かしました。
今回、立件できた背景には、「トクリュウの弱点」が挙げられます。ある捜査幹部は、「『トクリュウ』の特性も逮捕の大きな後押しとなった。指示役と実行役は事件をきっかけにつながった関係で、その関係は希薄だ」としたうえで、「お互いを守ったり、かばったりすることが少ない」と話しました。
一方で、実行役としてすでに逮捕されたある男は、通信アプリのやりとりについて「事件の最中に自分に指示をしていたアカウント名が次々に変わっていた」と供述していたということです。
合同捜査本部が全国の警察の支援を受け、携帯電話などおよそ750台を解析すると、実際にアカウント名が変遷した形跡があり、指示役の強盗への関与を裏付けました。
さらに、今回逮捕された4人のうちのいずれかの容疑者の携帯に「現金回収役」の男とのやり取りに関するデータがあり、捜査が大きく前進しました。
合同捜査本部は、指示役とみられる4人が一連の18事件に関与したとみて調べる方針です。
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