「勝手仮置き場」が発生する問題

ただ、座学中心であったことから来年度からは実践的な訓練を計画。災害ごみの仮置き場を設置する訓練を開き、全市町村に対して職員を参加させるよう求めます。

県環境生活部環境政策課 上村隆之課長
「(災害ごみを)搬入してきた住民の方に分別を徹底してもらうとか、いかにスムーズに仮置き場の運営ができるようになるか。そのために実地訓練は非常に有効な訓練だと思う」

自治体が災害ごみの対応を事前に準備することが重要となるのは「勝手仮置き場」が発生するためです。自治体側が仮置き場を設置する前に、住民が道路や空き地に積み上げ放置することが全国で相次いでいました。

鰺ヶ沢町でもおととしの大雨では複数の場所で勝手仮置き場ができ対応に苦慮したといいます。