台風の際に漂着した流木を有効活用しようと、宮崎県日向市の海岸では、県とバイオマス事業者が連携して、流木の撤去作業に取り組んでいます。
日向市美々津港近くの海岸には、おととしの台風14号でおよそ200トンの流木が漂着しました。
処理には多大なコストがかかるため、県の日向土木事務所はバイオマス事業者と連携し、事業者が直接、現場から流木を運び出し、燃料として有効活用する取り組みを今月から始めました。
現場では、事業者が自ら使える木材を選別することになっていて、こうすることで従来2000万円程度かかる費用が、10分の1程度に抑えられる見込みだということです。
(宮崎県日向土木事務所 山下 修 河川砂防課長)
「コスト的にも時間的にもかなり効率化になったということで、ひとつ、今後の新しいやり方ということで選択肢が増えたのかなと」
作業は今月いっぱいで終了する見込みで、県は、環境に優しい資源循環型の撤去モデルになるとしています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
