販売3年目 マキノジンを海外へ 

マキノジンは、ボタニカルにこだわっている。植物の雑味が出ないように、キーボタニカルの“スエコザサ”も、1枚1枚不要な茎の部分をカット。すべて手作業で、仕込みに長い時間をかける。そのこだわりが独特の香りを生み出している。

ボタニカルの仕込みをする塩田さん

2024年は、8回に分けて蒸留を行い、約1万本を出荷する予定だ。塩田さんの開発当初からの夢は「マキノジンを世界へ」。

塩田さんとともに、マキノジン開発に携わってきた司牡丹酒造の竹村昭彦社長は、「マキノジンは、塩田さんにしかできなかったこだわりのジン。これからは世界レベルのジンを目指してほしい」とエールを送る。

司牡丹酒造は海外への流通ルートを持っていることから、「マキノジンを海外へ」という夢の実現は、そう遠くはなさそうだ。