生理用品、避妊具など実際に手に取り学べるサンプル

今回は、1月21日に荒川区南千住のコミュニティスペース「なにかし堂」で開かれた相談室を取材してきました。行ってみると、相談場所というだけではなく、いろんな種類の生理用品や避妊具のサンプルなどが並べられていました。

一般社団法人SRHR pharmacy PROjectのメンバーで薬剤師の松村 歩美さんに、こんなものも紹介してもらいました。

一般社団法人SRHR pharmacy PROjectのメンバーで薬剤師の松村歩美さん
「『ポケット避妊教室』といった、避妊に関すること、妊娠に関するいろんなキットが入ったものがございます。中には緊急避妊薬に見立てたシートや低容量ピルに見立てたもの、そしてコンドーム、コンドームの練習器棒、いろんなものが入っています」

これは「#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」が開発した若者向けの教材で、箱の中に避妊具、避妊薬などの見本と、冊子が入っていて、実際に触りながら使い方を学ぶことができます。

また相談室には、性に関する知識を学べる本も用意されていました。なにかし堂は元々、地域の子供達の遊び場になっていて、性の相談目的ではなく テレビゲームをしに来ていた子たちもいたのですが、友達同士で、その場にあった性教育の本を手に取り “男性が女性に無理やり迫るシーン”を見て「これ、ないよな~」と 意見を交わす様子も見られました。