「居場所を作れるかが悩み」打ち明けた少年にかけた言葉は

 佐渡さんはBさんの不安に向き合おうと個別面接に呼び出しました。

 (佐渡法務教官)「最近どう?」
 (Bさん)「最近…新しい環境の中で自分の居場所っていうのを作れるかが悩み」
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 (佐渡法務教官)「居場所を作ろうとせんでええんちゃう?作ろうとすると肩に力が入って、自分じゃない自分を演じてしまうんじゃないかな。気付いたらそこが居場所になるようにすればいいかなと思うけどな」
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 無理をして人と合わせる必要はない。佐渡さんはBさんだけでなく他の少年らも集めて「特定生活指導」と呼ばれるグループワークを行いました。

 (佐渡法務教官)「きょうは友人について考えてもらおうと思います」

 理想の友人関係について、少年らそれぞれの考えを出し合います。

 (少年)「好きなことを一緒に共有できる仲間が良いと思います」
 (Bさん)「お互い得なこと損なことを受け入れられて、相手の立場になって考えてあげられる関係性が、ほんまの親友なんかなって思ったりします」
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 佐渡さんはグループワークを通じて、人によってさまざまな考えがあって当たり前だ、と改めて伝えました。

 (佐渡法務教官)「これから自分ら大人になっていく中で大きな不安もあると思うんやけど、失敗して成長するところがある。ただ、その失敗がどういう形で終わるか、犯罪非行の形で終わるのか、次につながる形で終わるのか。その失敗をちゃんと認めてくれる人を大切にして、出院して社会で生活してください」